大アルカナ22枚の意味早見表

大アルカナ22枚の意味早見表 タロット

タロットの主役級のカード、大アルカナ22枚の早見表です。
「愚者」から「世界」までには番号が振られていて、0から21へと進む流れ自体が「人生のステージの移り変わり」として読まれることもあります。

ここでは、もっとも広く使われているライダー版の一般的な解釈に沿って、各カードを「絵に描かれているもの」「キーワード」「正位置」「逆位置」でまとめました。
流派によって解釈に幅がある点は、あらかじめ断っておきます。早見表は「絶対の答え」ではなく、読むときの出発点として使ってください。

見方のコツ

大アルカナ22枚の意味早見表

  • 正位置=絵が正しい向きで出たとき。そのカードのテーマが素直に出ていると読みます
  • 逆位置=絵が上下逆さまで出たとき。テーマが弱まる・裏返る・行き詰まる、と読むのが一般的です
  • 怖く見える名前のカードほど、読み方を知ると印象が変わります。とくに「死神」「塔」は、この表の下で別途解説しています

早見表

# カード 絵に描かれているもの キーワード 正位置の意味 逆位置の意味
0 愚者 崖のふちに立つ若者。白い犬と小さな包み 自由、始まり、無邪気 新しい一歩を踏み出すとき。怖さより好奇心が勝ち、可能性が開けています 無計画、軽はずみ。足元が固まらないまま進もうとしている状態
1 魔術師 テーブルに4種の道具(杯・剣・棒・金貨)を並べ、杖を天に掲げる人 創造、腕前、始動 必要な道具と腕前は揃っています。「始める力」が満ちている時期 力の空回り、または自信不足。実力の見せかけに注意したいとき
2 女教皇 黒と白の柱の間に座り、膝に巻物を抱える女性 直感、静けさ、内側 答えは外ではなく内側にあります。直感と静かな観察を信じるとき 直感が鈍っている状態。本音や違和感を無視している可能性があります
3 女帝 麦畑と森に囲まれ、ゆったりと座る女性 豊かさ、愛情、育む 実りと豊かさのカード。愛情や育む力が周囲にも広がります 過保護や甘やかしすぎ。実りのペースが滞っている状態
4 皇帝 牡羊の装飾がある玉座に、厳しい表情で座る王 安定、責任、ルール 基盤が固まるとき。責任を引き受け、ルールを整える力が働きます 頑固さや支配的になりすぎる傾向。融通の利かなさが課題
5 教皇 信者を前に祝福の手を上げる宗教指導者 伝統、教え、信頼 信頼できる助言や、伝統・型から学ぶことに恵まれます 型や常識に縛られすぎている状態。既存のやり方への違和感
6 恋人 天使に見守られるアダムとイブ 選択、愛、価値観 心から納得できる選択ができる関係・時期。価値観の合う相手に恵まれます 価値観のずれや迷い。選べない、決めきれない状態
7 戦車 2頭のスフィンクスに引かれる戦車に乗る若者 前進、意志、勝利 意志の力で一気に前進するとき。勢いに乗って目標へ進めます 暴走や方向違いの空回り。勢いだけが先行している状態
8 力 ライオンの口をそっと閉じる女性(頭上に無限大の記号) 忍耐、優しい強さ、信頼 力ずくではなく、穏やかさと粘り強さで制するとき。信頼関係が鍵 自信が持てない状態。感情に振り回されて消耗しています
9 隠者 雪山でランタンを掲げる老人 一人の時間、探求、内省 静かに答えを探す時期。一人で考える時間が実を結びます 孤立しすぎ、閉じこもり。外との接点が不足しています
10 運命の輪 空で回る大きな輪と、それを見守る生き物たち 転機、巡り、流れ チャンスが巡ってくる転機のカード。流れが動き始めます タイミングのずれ。流れに乗れず、待つ時間が必要な状態
11 正義 剣と天秤を手に、柱の間に座る女性 公平、判断、バランス 公平な判断ができるとき。物事のバランスを取り直せます 偏りや不公平感のある状態。判断のブレに注意したいとき
12 吊るされた男 片足で逆さに吊るされながら、穏やかな表情の男性 静止、視点の転換、手放す 止まることで見えるものがあります。視点を変えると答えが変わります 無駄な我慢が続いている状態。停滞が長引き、見切りも必要
13 死神 白馬に乗る骸骨の騎士。向こうには朝日が昇る 終わりと始まり、節目、手放す 一つの区切りがつき、次が始まる節目。終わりは始まりの前提です 終わるべきものを引き延ばしている状態。変化への抵抗
14 節制 2つの杯の間で水を移し替える天使 調和、調整、中庸 バランスよく調整が進むとき。穏やかで無理のない流れです バランスの崩れ。やりすぎ・不足のアンバランスな状態
15 悪魔 角のある悪魔と、首にゆるい鎖のかかった男女 執着、誘惑、依存 執着や依存のテーマが目の前にあります。鎖はゆるく、「気づくこと」が焦点です 執着から抜け出し始めるとき。悪い習慣を断ち切る好機
16 塔 雷に打たれて崩れる塔と、落下する冠 土台の見直し、突然の変化、気づき 古い土台が崩れることで、思い込みが外れる変化のとき。建て直しの始まりです 崩壊を先延ばししている状態。小さな綻びを放置している可能性
17 星 星空の下、池と地面に水を注ぐ女性 希望、癒し、理想 希望が見えてくるカード。傷の癒しと回復、理想への一歩 希望を見失いかけている状態。自信や元気の低下
18 月 月明かりの下の犬と狼、水辺のザリガニ 不安、曖昧さ、潜在意識 はっきりしない状況の中にいます。不安の正体は、まだ霧の中 霧が晴れ始めるとき。不安の正体が少しずつ見えてきます
19 太陽 ひまわり畑で白馬に乗る子どもと、大きな太陽 喜び、成功、素直さ 明るいエネルギーに満ちるとき。物事が素直に転がり、好結果が期待できます 一時的な曇り。元気や自信がやや揺らいでいる状態
20 審判 ラッパを吹く天使と、棺から起き上がる人々 再起、目覚め、総括 再挑戦への呼び声のカード。過去の経験を総括し、次へ進めます 再起への迷い。自分を責めすぎて動けなくなっている状態
21 世界 月桂樹の輪の中で踊る人物と、四隅の生き物たち 完成、達成、一区切り 一つのサイクルの完成。達成感とともに、物事が成就します あと一歩の未完成感。仕上げや詰めが残っている状態

怖く見えるカードの読み方

早見表の中でも、名前だけで身構えてしまうカードについて、読み方の補足を置きます。

死神(13)
「死」を告げるカードではありません。絵の向こう側には朝日が昇っていて、「きちんと終わらせるから、次が始まる」という節目を表すと読むのが一般的です。
卒業、退職、引っ越しのような「一区切り」と同じ仲間のカードだと捉えると、印象がだいぶ変わります。

塔(16)
雷で崩れる絵は派手ですが、読まれているのは「古くなった土台や思い込みが崩れて、建て直しが始まる」ことです。
問題なのは崩れること自体より、「綻びに気づいていたのに放置していたかどうか」の方だ、という読み方が多くされます。

悪魔(15)
絵の男女の鎖は「ゆるく」描かれています。抜けられない束縛ではなく、「自分で選んで、つい続けてしまっている習慣や執着」の比喩として読むのが定番です。
出たら終わり、ではなく「何に囚われているかを見直す合図」という位置づけです。

いずれのカードも、病気や事故などの具体的な不幸を断定するためのものではありません。
不安を膨らませるためではなく、状況を整理するための比喩として読むのが、タロットの基本的な扱い方です。

自分で試す

早見表を眺めたら、実際に1枚引いてみると感覚がつかめます。
テーマを1つ決めて引くだけの、無料の簡易診断です。

引いたカードが大アルカナだったら、この表に帰ってきて意味を確かめてみてください。

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この記事を書いた人

とも|ことなの学校 運営。フリーランスエンジニア×ブロガー×音楽。占いを『分からない』から『分かる』へ。算命学を軸に、占いの仕組みを分かる言葉で解説します。診断はミスティックことな( https://mystic.kotona-school.com/ )で無料公開中。

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